BMWの直列6気筒エンジンのM52 M54型エンジンのオイルフィルターハウジングガスケットの交換手順です。
写真は、’03年式のE46 320iのM54 2.2Lエンジンです。
エンジンの下側です。
こちらの写真は、E39 525iのM54 2.5Lエンジンです。
こちらは、かなり漏れがひどいです。
オイルフィルターハウジングは、この部分です。
エンジンの左前のあたりです。
作業前にバッテリターミナルのマイナスを外しておきます。
理由は、オルタネータを取り外す為です。
エアクリーナーケースを取り外します。
本体は、10mmボルト2本で止まっています。(E46です。)
エアフロセンサーのカプラーを外して、ワイヤーハーネスをエアクリーナーケースのホルダーから外します。
エアインテークダクトのブーツバンド緩めれば、エアクリーナーケースが取り外せます。
ラジエターファンとファンシュラウドを取り外しました。
ファンカップリングは、32mmのコンビと特殊工具で緩めます。逆ネジです。
ファンシュラウドは、ACUセンサーと電動ファンカプラーを外して、向かって左側にトルクス25が1本と右側にクリップが1つで止まっています。
ラジエターファンと一緒に引き抜きます。
次にファンベルトを外します。
ファンベルトテンショナープーリーのカバーを外すとトルクス50が出てきますので、右に回すとベルトが緩みます。
アイドラプーリーを取り外しました。
16mmのロングボルトです。
オルタネータと共締めです。
オルタネータの取り付けボルトは、下にも1本あります。
こちらも16mmです。
オルタネータを取り外しました。
配線は、カプラー1つとプラス電源ワイヤー1本です。
17mmのナットで止まっています。
冷却用のダクトも外します。
オルタネータです。
パワステリザーブタンクを外して、オイルエレメントを取り外しました。
パワステリザーブタンクは、13mmのボルト2本で止まっています。
(配管は、外していません。)
オイルエレメントの蓋は、36mmです。
パワステポンプを取り外します。
上側に13mmボルトが2本で、下側に1本です。
写真は、下側です。
中央奥です。
オイルフィルターハウジングを取り外しました。
13mmのボルト6本で止まっています。
インテークバーノス用のオイルホースを外しました。
バーノス側で外しました。19mmの穴あきボルトです。
オイルプレッシャーセンサーのカプラーを2つ外しました。
取り付けボルトは、長さが違います。
掃除いたしました。
取り付け面は、オイルストーンで面出ししました。
極まれにコッターピンが外れることがあります。(右上と左下です。)
フィルターハウジングとガスケットです。
右が車に付いていた物で、新品はフィルターハウジングに装着済みです。
ラバーグリスでなじませます。
組み付けは、取り外しと反対の手順です。