BMW直列6気筒エンジンのタペットカバーパッキン交換

タペットカバーパッキンを交換いたします。
定番のオイル漏れする部分です。
この車は、’03年式 E85 Z4 2.5iです。
このエンジンは、M54です。
M50もM52もM54も基本は、同じです。

最初にエンジンカバーを取り外します。
メクラカバーを取り外すとインマニ側は、10mmのボルト2本で止まっています。
エンジン側は、10mmのナット2個で止まっています。

イグニッションの配線を取り外して、イグニッションコイルを取り外しました。
イグニッションの配線は、2番と3番の間と4番と5番の間にアースがあります。
8mmのナットで止まっています。
ラムダセンサーのカプラーを、ホルダーから外しました。

イグニッションコイルです。
この車は、筒形のコイルを使っていました。
このタイプは、引き抜けば外れます。
’03年以降は、このタイプです。(正確には、’02の後半からです。)
N系のエンジンもこのタイプです。

こちらは、箱形のイグニッションコイルです。
写真は、’01年式 E46 320iの物です。
エンジンは、M54ですがこの年式は箱形のコイルを使っています。
M50、M52エンジンは、すべてこのタイプです。
コイルにそれぞれ、10mmボルト2本で止まっています。

タペットカバーを取り外しました。
10mmナット15個で止まっています。

タペットカバーとタペットカバーパッキンです。
上が車に付いていた物です。
新品部品は、カバーに装着済みです。

シールワッシャーです。
同時交換部品です。
タペットカバーを押さえつける役目です。
下が車に付いていた物で、上が新品です。
新品部品は、袋ナットに装着済みです。
ラバーグリスでなじませます。
組み付けは、取り外しと反対の手順です。
組み付けは、ラバーグリスと液体ガスケットを使います。