こちらのエンジンは、E46 318iに搭載されているN46B20Aエンジンです。
エンジンオイル漏れの修理です。
’02年から’12年まで製造されたエンジンです。
初期型は、N42B20Aと言うエンジンでE46の318iに搭載されいます。
’03年の最終からN46B20Aと言うエンジンに変わりましたが、変更点は良く分りません。
’05年からのE90には、N46B20Bと言うエンジンに変わっています。
E87にも搭載されています。
基本は、同じです。
エンジンオイルパンガスケットの交換です。
補強プレートを取り外しました。
エンジンオイルパンからオイル漏れすると補強プレートの下にオイル漏れの跡ができます。
ここからオイル漏れいたします。
エンジンが、右に傾いている為、右側からオイルが漏れます。
エアクリーナーケースを取り外しました。
手順は、最初にエアガイドを取り外してサージタンクのカバーを取り外します。
エアガイドは、クリップ2つで止まっています。
サージタンクのカバーは、10mmの袋ナット2個で止まっています。
E90は、マイクロフィルターハウジングを取り外さないと外れません。
エアクリーナーケースは、右側の10mmボルト2本で止まっています。
スロットルボディー(ASC、DSC用)の手前からダクトのバンド緩めてエアフロセンサーごと取り外します。
カプラーは、外しておきます。
バキュームホースも1本刺さっています。
オイルレベルゲージホルダーを取り外します。
オイルレベルゲージを抜きます。
(E90には、ありません。)
ジャンプスタートケーブルをホルダーから外して、ブローバイホースを外して、バキュームチューブをホルダーから外します。
取り付けボルトは、13mm1本です。
下側のブローバイホースも外しておきます。
ドライブプレートカバーを取り外します。
10mmボルト3本で止まっています。
年式によっては、ラムダセンサーの配線ホルダーが付いている物もあります。
車高レベルセンサーを取り外します。
右側です。
仕様によっては、付いていない物もあります。
ロッドは、13mmのナットで、センサーは、10mmのナットで止まっています。
ATオイルクーラーホースホルダーとブラケットを取り外します。
左の前です。
ホルダーは、10mmボルト1本で、ブラケットは、13mmボルト2本です。
エンジンをエンジンハンガーで吊っておきます。
エンジンマウントの取り付けナット16mmとステアリングラックの取り付けボルト15mmのボルトと16mmのナットを取り外します。
コントロールアームのホルダーブッシュも取り外します。16mmのボルトです。
クロスメンバーを取り外しました。18mmのボルト4本で止まっています。
エンジンオイルパンを取り外しました。
オイルパン取り付けボルト20本取り外しました。
ガスケットの取り付け面を掃除してオイルストーンで面出しいたしました。
エンジンオイルパンです。
ガスケットの取り付け面を掃除してオイルストーンで面出しいたしました。
内側も掃除しておきました。
オイルパンガスケットとオイルレベルゲージホルダーOリングです。
下が車に付いていた物で、上が新品です。
オイルレベルゲージホルダーOリングも同時交換です。
このオイルパンガスケットは、外周は金属で内側がゴムです。
ゴム部分が固くなって、隙間が出来る為オイル漏れします。
エンジンが温まっている時は、ゴムが柔らかくなる為漏れません。
組み付けは、取り外しと反対の手順です。
オイルレベルゲージホルダーのOリング単体でオイル漏れすることもあります。
Oリングは、ここに付いています。
オイルレベルゲージホルダーを抜けば、交換できます。
エンジンを掛けて、オイル漏れがないことを確認したら、最後に補強プレートを掃除して取り付けます。