トヨタ クレスタ タイミングベルト交換

こちらの車両は、平成10年式 トヨタ クレスタです。
タイミングベルトの交換をします。

エンジンは、1Gです。
最初にウォーターポンププーリーの12mmのナット4箇所緩めて置きます。

次にクランクボルトを緩めます。
この道具を使ってクランクプーリーボルトを緩めます。
22mmです。ブレーカーバーだけで緩むと思っていましたが、この車は、2J並みに硬かったです。
上のモンキーレンチを付け足してやっと緩みました。

ファンベルト、クーラーベルト、パワステベルト、ウォーターポンププーリー取り外しました。

クランクプーリーを取り外しました。

フロントカバーを取り外して、タイミングベルトの合いマークを合わせます。
こちらは、カムシャフト側です。
レシプロエンジンは、クランクシャフトが2回転するとカムシャフトが1回転します。
クランクシャフトの半月キーが上に向く位置に合わせるとカムシャフトも半月キーが真上か真下を向きます。
バックプレートに切り欠きがある物もありますが、このエンジンはスプロケットの穴とエンジン側のポンチマークを合わせるようです。

クランク側です。半月キーが上を向いています。
エンジン側のマークに合わせます。
これで1番シリンダーの圧縮上死点がでています。

タイミングベルトテンショナーを緩めてタイミングベルトを取り外します。
アイドラベアリングも同時交換いたします。

取り外した、タイミングベルト、テンショナーベアリング、アイドラベアリングです。

新品パーツ組み付けました。
シングルカムのタイミングベルトの張りは、弱めでちょうど良いです。
張りが強すぎると、うなり音が出ます。

取り外した部品を組み付けて作業終了です。
ファンベルト、クーラーベルト、パワステベルトもついでに交換しました。

エンジンを掛けてみましたが、ベルト鳴きもなく調子も良いです。