1シリーズ E87 118i 車検

こちらの車両は、地元愛知県内にお住いのS様の’06年式 E87 118iです。
今回は、車検でお預かりいたしました。

エンジンチェックランプ点灯の修理をいたします。
VVTモーターとエキセントリックシャフトセンサーを交換いたします。
タペットカバーを取り外しました。

バキュームポンプも取り外しました。
こちらは、オイル漏れ修理です。

バキュームポンプです。

分解いたしました。
詳しい手順は、N系4気筒エンジンのエンジンオイル漏れバキュームポンプを参照してください。

VVTモーターとエキセントリックシャフトセンサーを取り外します。

取り外しました。

VVTモーターとエキセントリックシャフトセンサーです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。

タペットカバーとパッキンです。
下が車に付いていた物で、新品はカバーに装着済みです。

同時交換部品です。
1番4番のプラグホールスリーブのOリングとフランジガスケットです。
詳しい手順は、過去の記事を参照してください。3シリーズ E90 320i エンジン警告灯点灯修理
車種は、違いますが、作業手順は、全く同じです。

フロントブレーキパッドとブレーキパッドセンサー交換です。

ブレーキパッドと同時交換部品です。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
パッドセンサーも同時交換です。
ロックボルトとパッドのガイドは、ブレーキパッドに付いてきました。
手順は、キャリパー下のボルト13mmを取り外せばキャリパーを上に持ち上げることが出来ます。
ピストンピン側は、15mmです。

交換いたしました。
ピストンを押し下げて、ブレーキパッドのガイドを先に取り付けて、パッドを取り付けました。
新品のキャリパー取り付けボルト13mmを取り付けて、ブレーキパッドセンサーを取り付けたら完成です。

こちらは、リアブレーキです。
取り付け状態問題ありません。
オイル漏れありません。
ブレーキパッドの残量十分です。
ホイールを取り付けて、増し締めとタイヤ空気圧調整しておきました。

テスターを繋いで、トラブルコードを消去いたします。
前回は、あといくつかトラブルコードが入っていましたが、今回はこれだけです。
バルブトロニックがらみのトラブルといえば、ほぼVVTモーターかエキセントリックシャフトセンサーです。(すべてではありません。)

トラブルコードを消去いたしました。
エンジンチェックランプも消灯いたしました。
エンジンを掛けて、オイル漏れの確認もいたしましたが、問題なさそうです。

CBSもリセットしておきました。

こちらは、ご用命事項でセレクトレバーのグリップ交換です。

セレクトレバーのグリップです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
形状が違いますが、新品はパフォーマンス用です。(部品の値段は、同じです。)

左が車に付いていた物で、右が新品です。

交換いたしました。