5シリーズ E39 525iセレクション 車検 と修理 つづき

こちらの車両は、岐阜県にお住いのA様の’03年式 E39 525iセレクションです。
今回は、車検でお預かりしております。
つづきを実況いたします。
サスペンションを交換いたします。

ビルシュタインのB4で一台分交換です。

リアシートを取り外しました。
座面は、手前を引き上げれば取り外せます。
背もたれは、ヘッドレストを3個取り外して、両サイドの10mmのタッピングを1本ずつ外して持ち上げれば外れます。

リアピラートリムを取り外します。
ルームランプは、上から外します。
ルームランプを取り外すと8mmのボルトが2本出てきます。
クリップが2個所あります。

パーセルボードを取り外しました。
最初にセンターヘッドレストブラケットを取り外します。ヘックス4mm 4本で止まっています。
この車は、ローラーブラインドが付いていた為トランクルームから取り付けナット10mm3個を取り外しました。
前側は、クリップが4か所です。
手前に引き抜くだけですが、外れにくかったのでエアグリルを取り外して引き抜きました。

リアスピーカーを取り外します。
タッピング2本とカプラーを取り外しました。

断熱材をめくると、ストラットの頭が出てきます。
黒いカバーキャップは取り外してあります。

ザックスのパフォーマンスキットが付いています。
へたってしまっている為、車高が低すぎます。

リアストラットを取り外しました。
下側は、22mmのボルト1本です。
ストラットを抜き取る為にブレーキキャリパーと、リア側のコントロールアームを外しました。
スタビライザーも取り外しました。

リアショックです。
下が車に付いていた物で、上が新品(コイルスプリングだけ中古)です。
アッパーマウントが入っていませんが、新品交換です。(写真に入れ忘れました。)

リアストラットを分解いたしました。
スプリングシートとリテーナーとワッシャーは、再使用です。

コイルスプリングです。
上が車に付いていた物で、下がノーマル(中古)です。
自由長で一巻位長さが違います。

 ノーマルは、組み付けた状態でもアッパーマウント分位長いです。

取り付けました。
取り付けは、取り外しと反対の手順です。

フロントストラットを交換いたします。

取り外しました。
手順は、最初にタイロッドエンドをプーラーで外します。18mmのナットです。
次にブレーキキャリパーをブラケットごと外して吊っておきます。18mmボルト2本です。
車高レベルセンサーロッドを取り外します。ロアアームにフックで止まっています。
スタビライザーブラケットとストラット取り付けボルトを取り外します。16mmのボルトと16mmと18mmのボルトナットです。
ストラットのアッパーマウントの取り付けナットを3個取り外します。13mmです。
力技で、ストラット手前に引っ張り出して、ストラットだけ抜きます。

フロントショックです。
上が車に付いていた物で、下が新品(コイルスプリングだけ中古)です。

フロントストラットを分解いたしました。
スプリングシートとリテーナーとワッシャーは、再使用です。

フロントのコイルスプリングの長さもぜんぜん違います。

ノーマルは、組み付けた状態でもアッパーマウント分位長いです。

取り付けました。
取り付けは、取り外しと反対の手順です。

右前のスタビライザーエンドロッドです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
車に付いていた物は、ブーツが破れています。

新品部品を取り付けました。
まだ、リフトから降ろしていませんが、おそらく車高は5cmは上がると思います。
つづきは、後日アップいたします。