3シリーズ E46 325iツーリングMスポーツ 朝一エンジン不調警告灯点灯

こちらの車両は、地元愛知県名古屋市内にお住まいのM様の’02年式 E46 325iツーリングMスポーツです。
今回は、車検でお預かりしております。
追加ご用命事項でエアコンガスチャージとエンジン不調の修理をご用命いただきました。
最近エンジンを掛けると不調になってエンジンチェックランプが点灯するということです。

テスターを繋いで見ました。

出ているトラブルコードは、ミスファイアです。
エアフロセンサーの信号不良も出ています。

出ているトラブルコードは、2番シリンダーのミスファイアです。

こちらは、4番シリンダーのミスファイアです。
3番シリンダーのトラブルコードも出ていました。
現在は、エンジンチェックランプは点灯していますが不調ではありません。
診断結果に出ているように一時的です。
この修理は、決め手に欠けます。
ファーストアイドルが効いている状態から、通常アイドル回転に下がる一瞬さえクリアーできればその日は、エンジンン不調も警告灯点灯もありません。
この車は、ほぼ毎回エンジン不調になります。
排気ガスが、臭いのでまずはラムダセンサー(O2センサー)を疑ってみます。
トラブルコードが出るわけではありません。

マイクロフィルターハウジングと、カバーを取り外しました。
この車は、ラムダセンサーを4個使っています。
フロントの2つが、制御用でリアの2つは、監視用です。
ラムダセンサーは、高価な為今回は制御用のセンサーだけ交換いたします。

こちらは、123番シリンダー用のラムダセンサーです。
エキゾーストマニホールドの下に付いています。
こちらは、まだ外しやすい所に付いています。
456番シリンダー用は、うまく写真が撮れません。
下からだとステアリングシャフトが邪魔で上からだとエキゾストマニホールドにかぶります。
取り外しも手探りで外します。
センサーは、22mmのフレアナットレンチで取り外しました。

ラムダセンサーです。
下が車に付いていた物で、上が新品です。
右側が、123番シリンダー用で、左側が456番シリンダー用です。
ここで、部品の違いに気付けば良かったです。
456番シリンダー用のカプラー部分がメスです。(T_T)
取り付けてから、気付きました。(T_T)
もう一度取り外して、品番を確認したところ箱の品番と現品ナンバーが違います。
まさかの中身違いです。

箱の品番は、合っています。

分かり辛いですが、こちらの品番は、1178 7506 531です。
ちなみに現品ナンバーは、何用か調べてみたところ4気筒エンジンの監視用センサーでした。
ということで、部品待ちになってしまいました。
週末で部品商が休みの為、部品の入荷は週明けになります。
M様、誠に申し訳ありません。
目処が付きましたら、ご連絡いたします。