こちらの車両は、地元愛知県内にお住いのF様の’07年式 E91 320iツーリングです。
今回は、エンジンオイル漏れの修理でお預かりいたしました。
アンダーカバーを取り外しました。
エンジンオイルパンガスケットとバキュームポンプからのオイル漏れです。
オイル漏れしています。
エンジンオイルパンを取り外します。
取り外しました。
エンジンオイルパンガスケットとリターンパイプOリングです。
上が車に付いていた物で、新品はオイルパンに乗せてあります。
取り付け面は、掃除してあります。
詳しい手順は、N系4気筒エンジンのエンジンオイル漏れオイルパンガスケットを参照してください。
エンジンオイルの量は、普段抜けないオイルも抜ける為、4.5L位です。
バキュームポンプをOHいたします。
この車は、バキュームポンプの取り付け面に液体ガスケットが塗られています。(貼り付けてあります。)
この狭い場所で、変なところをこじると取り返しのつかないことになりそうですので、F様とご相談した結果最悪の場合は、ポンプは壊れても良いということで作業いたしました。
こちらの写真は、別の車の写真です。
(今回は、タペットカバーパッキンの交換をしない為、中は見えません。)
バキュームポンプの取り付け部分のアーチ部は薄いので、ここをこじるとシリンダーヘッドを破損させる可能性があります。
バキュームポンプ外れました。
ポンプを回そうとしましたが、しっかり貼り付けてありましたので結局、下からこじってみたところ少し隙間が出来て取り外すことが出来ました。
写真の回転部分の廻りの所を黒い液体ガスケットで貼り付けてありました。
Oリングにも液体ガスケットが少しついていますが、部品がすぐに間に合わない為再使用です。
バキュームポンプを分解いたしました。
オイル漏れの原因は、左のOリングです。
詳しい手順は、N系4気筒エンジンのエンジンオイル漏れバキュームポンプを参照してください。
部品を組み付けて、エンジンを掛けてみました。
バキュームポンプからの漏れは、問題なさそうです。
オイルパンも問題ないです。
アンダーカバーは、掃除して取り付けておきました。