こちらの車両は、この度弊社でご契約いただけました地元愛知県内にお住まいのM様の’05年式 E90 320iダイナミックパッケージです。
納車点検整備風景を実況いたします。
エンジンオイル漏れの修理からやって行きます。
タペットカバーパッキン交換とバキュームポンプOHとオイルパンガスケットを交換いたします。
マイクロフィルターハウジングを取り外しました。
左右にカバーが2つあります。フックで止まっているだけです。
マイクロフィルターハウジングは、8mmのタッピング6本で止まっています。
ベースの方は、8mmのボルト2本で止まっています。
ワイヤーハーネスとジャンプスタートケーブルは、ハウジングにフックで止まっています。
手前にスライドさせるとホルダーが外れます。
ストラットタワーバーを取り外しました。
バルクヘッドの真中にサービスホールがあります。
メクラカバーを取り外すと逆トルクス16mmのボルトが出てきます。
ストラットタワー側は、トルクス12のボルトです。
エンジンカバーを取り外しました。
フィラーキャップを取り外して、上に引き抜けば外れます。
ワイパーアームを取り外して、カウルカバーを浮かせました。
ワイパーアームは15mmのナットです。
カウルカバーは、手前に持ち上げると外れます。
イグニッションコイルとサージタンクのカバーを取り外しました。
イグニッションコイルは、カプラーを抜いて引き抜けば外れます。
サージタンクカバーは、10mmのナット4個です。
イグニッションの配線は、サージタンクの方へ移動させました。
バーノスソレノイドのカプラーと配線ホルダーを取り外しました。
アースが2本あります。10mmボルトです。
タペットカバーを取り外しました。
10mmボルト16本で止まっています。
先にフランジガスケットを取り外しました。
10mmボルト2本です。
バキュームポンプを取り外しました。
バキュームホースを取り外して、10mmボルト3本取り外しました。
同型エンジン搭載車の中で作業スペースの狭さは、ナンバーワンです。
タペットカバーとパッキンです。
上が車に付いていた物で、新品はカバーに装着済みです。
ラバーグリスと液体ガスケットを使って取り付けました。
バキュームポンプです。
分解いたしました。
OH完了です。
同時交換部品です。
フランジガスケットと1番、4番シリンダーのプラグホールスリーブOリングです。
組み付けは、取り外しと反対の手順です。
エンジンオイルパンガスケットを交換いたします。
フロントスタビライザーとサブフレームを取り外しました。
サブフレーム(E46の時は、補強プレート)は、16mmのボルト6本です。
フロントスタビライザーのホルダーは、13mmのナットでエンド部分は、16mmと17mmです。
フロントスタビライザーとサブフレームです。
エンジンをエンジンハンガーで吊っておきます。
ウォーターパイプをエンジンルームから外しておきます。
トルクス30が3本です。
オイルエレメントの蓋も緩めました。
エンジンオイルパンを取り外しました。
手順は、まずエンジンオイルを抜きます。
サイドメンバーのカバーを取り外します。8mmのタッピングと10mmのプラスチックのナットです。
ドライブプレートのカバーを取り外します。10mmボルト3本です。
ラムダセンサーのカプラーも取り外します。
サブフレーム(クロスメンバー)をミッションジャッキで支えながら取り外します。
先にステアリングラックをクロスメンバーから取り外します。
トルクスボルトの12と16mmのナットです。
エンジンマウントも取り外します。
トルクスボルトの12mmが片側2本です。
オイルリターンパイプ(E46のときはオイルレベルゲージホルダー)を取り外します。
13mmのボルト1本で止まっています。
最後にオイルパン取り付けボルト20本取り外しました。
こちらは、オイルパンです。
取り付け面は、掃除してオイルストーンで面出ししてあります。
こちらは、エンジン側です。
ガスケットの取り付け面を掃除してオイルストーンで面出しいたしました。
エンジンオイルパンガスケットとリターンパイプOリングです。
上が車に付いていた物で、下が新品です。
ラバーグリスを塗って取り付けます。
取り付けは、取り外しと反対の手順です。
オイルエレメントも交換です。
エンジンオイルの量は、5L位です。
エンジンを掛けてオイル漏れを点検いたしました。
エンジンの後です。
タペットカバーパッキンとバキュームポンプからのオイル漏れ治りました。
オイルパンからのオイル漏れも治っています。
あとは、取り外した部品を元に戻したらオイル漏れの修理は、完了です。
つづきは、またアップいたします。