3シリーズ E46 325iツーリングMスポーツ 車検

こちらの車両は、地元愛知県内にお住まいのK様の’03年式 E46 325iツーリングMスポーツです。
今回は、車検でお預かりいたしました。
点検は、K様と済ませてあります。
作業風景実況いたします。

エンジンオイル漏れから修理いたします。
オイルフィルターハウジングガスケットを交換いたします。

エアクリーナーケースを取り外しました。
先にエアガイドを取り外します。クリップ3個です。
次に本体取り付けボルト10mm2本を取り外します。
エアフロセンサーの後ろのバンド緩めて、エアフロセンサーごと取り外します。
ハーネスホルダーからハーネスを取り外します。

ラジエターファンとファンシュラウドを取り外しました。

オルタネータを取り外しました。(作業前にバッテリのマイナスターミナルは、外してあります。)
最初にファンベルトとクーラーベルトを取り外しました。
クーラーベルトは、テンショナーのトルクス60と右に回せば緩みます。
ファンベルトは、テンショナープーリーのキャップを取り外してトルクス50を右に回せば緩みます。
次にオイルフィルターを取り外しました。キャップは、36mmです。
オルタネータ取り付けボルトを取り外しました。どちらも16mmのボルトです。
上側は、アイドラプーリーと共締めです。

オイルフィルターハウジングを取り外しました。
パワステリザーブタンクを取り外しました。13mmのボルト2本です。
バーノス用のオイルホースは、ソレノイド側を緩めました。19mmです。
オイルプレッシャーセンサーのカプラーを2つ取り外しました。
パワステポンプも取り外しました。13mmのボルト3本です。
オイルフィルターの蓋を緩めて、ハウジング内のオイルを抜いておきます。
ハウジングは、13mmの取り付けボルト6本です。

掃除いたしました。
フィルターハウジングガスケット部は、オイルストーンで面出しいたしました。

オイルフィルターハウジングとガスケットです。
右が車に付いていた物で新品は、ハウジングに装着済みです。
ラバーグリスでなじませました。
掃除もしておきました。

オイルホースも交換です。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
フィルターハウジングから、バーノスソレノイドへ行くホースです。

組み付けました。
取り外しと反対の手順です。

エンジンオイル交換です。

オイルエレメントも新品交換です。
エンジンオイルの量は、エレメントの分も合わせて6.5Lです。
パワステオイルとクーラントは、補充しておきました。

フロントコントロールアームのホルダーブッシュ交換です。
16mmのボルト2本を取り外して、ギアプーラーで引き抜きます。
補強プレートは、取り外してあります。16mmのボルト8本です。

コントロールアームのホルダーブッシュです。
右が車に付いていた物で、左が新品です。

新品部品取り付けました。

フューエルフィルターのバキュームホース交換です。
カバーは、取り外してあります。
8mmのタッピングとスピードナットで止まっています。

交換いたしました。

エアインテークダクトを交換いたします。
マイクロフィルターハウジングを取り外しました。
トルクス30 4本で止まっています。

左のパーテションプレートを取り外しました。

エアインテークダクトを取り外しました。
バンドを緩めれば、外れます。

インテークエアダクトです。
右側だけ交換いたします。

破れて、エア吸いしていました。
右のISCバルブに刺さる方です。

右が車に付いていた物で、左が新品です。

バキュームホースも交換しておきました。

ブレーキオイル交換です。

交換いたしました。
交換手順は、ブレーキオイル交換を参照して下さい。

こちらは、フロントブレーキです。
取り付け状態問題ありません。
オイル漏れありません。
ブレーキパッドの残量少ないです。

こちらは、リアブレーキです。
取り付け状態問題ありません。
オイル漏れありません。
ブレーキパッドの残量十分です。
ホイールを取り付けて、増し締めとタイヤ(スペアタイヤ含む)空気圧調整しておきました。

テスターを繋いでトラブルコードを消去いたします。
エア吸いのトラブルコードです。

3番シリンダーのミスファイヤーのコードです。

6番シリンダーのミスファイヤーのコードです。

2番シリンダーのミスファイアのコードです。

エア吸いのトラブルコードです。

消去いたしました。
これで、エア吸いのトラブコードは入ることはないと思います。
一度様子を見ていただきます。

オイルサービスとインスペクションをリセットしておきました。