こちらの車両は、京都府にお住まいのK様の’00年式 E39 528iです。
今回は、冷却水漏れの修理でお預かりしております。
前回、原因を調べました。5シリーズ E39 528i オーバーヒート
ドイツからヒーターコアが届きましたので、本日作業いたしました。
ヒーターパイプを取り外します。
理由は、対策部品は、パイプも同時交換の為です。
左側のエアコンマイクロフィルターハウジングを取り外して、エアガイドを取り外しました。
ヒーターホースを3本抜き取りました。
後は、ラバーブーツを取り外して引き抜くだけです。
車内から引き抜きます。
ヒーターコアとヒーターパイプです。
右が車に付いていた物で、左が新品です。
ここが違います。
3連パイプのホルダーが、1本止めから3本止めに変わっています。
ヒーターパイプの形状も少し違います。
組み付けは、取り外しと反対の手順です。
クーラントは、抜き換えです。
追加ご用命事項で、エンジンオイルとオイルエレメントも交換です。
一度オーバーヒートしている為、オイルの質が悪くなっているので交換です。
オイルエレメントも交換です。
エンジンを掛けてクーラント漏れの点検をしましたが、問題なさそうです。
後もう一度、試乗をして漏れがなければ納車です。
K様、大変お待たせいたしました。