5シリーズ E39 528i オーバーヒート

こちらの車両は、京都府にお住まいのK様の’00年式 E39 528iです。
今回は、御帰宅中に高速道路でチェックロークーラントの警告灯が点灯して水温計が上がりパーキングからお電話いただき、自走はあきらめてレッカーサービスでご来店いただけました。
早速冷却水を補充して、エンジンからの漏れがないか点検いたしましたが問題なさそうです。
車のちょうど中央のフロアーにクーラントが漏れて乾いた跡がありました。
しばらくエンジンを掛けているとエアコンの水抜きドレンから、クーラントが漏れてきます。
ヒーターコアがパンクしたようです。

オーディオを取り外してみました。
オーディオ取り付け加工してありますので、中を見てみましたが外傷はなさそうです。

ヒーターコアを取り外す為にセンターコンソールを取り外します。
セレクトレバーを引き抜いて、セレクトパターンのベースを取り外しました。
刺さっているだけです。
次にハザードスイッチとドアロックスイッチを取り外しました。
裏からスイッチを持ち上げると外れます。
カプラーを抜けば取り外せます。
前側にあるタッピング2本も取り外しておきます。

センターコンソールリアのドリンクホルダーとベンチレーターを取り外しました。
どちらも刺さっているだけです。
写真で見えるタッピングを取り外すとアームレストが外れます。
センターコンソールは、下側に2箇所タッピングで止まっています。

アームレストを取り外すとタッピングが2本出てきます。

センターコンソールのアッパー側を取り外しました。

フロントシートを前にスライドさせるとメクラカバーが左右にあります。
カバーを外すとタッピング出てくるので取り外します。

センターコンソールを取り外しました。
前側のサイドに7mmのタッピングとプラスのタッピングが全部で4本止まっています。
センターコンソールを浮かせたら、サイドブレーキ横のカバーを取り外します。タッピング2本です。
あとは、少しねじりながらサイドブレーキレバーをかわしてコンソールを取り外します。

ヒーターコアのカバーを取り外します。
エアガイドとモードアクチュエーターが邪魔になる為取り外します。

カバーを取り外すとヒーターコアが見えます。
カバー20のトルクスのタッピングとフックで止まっています。

こちらは、助手席側です。
グローブボックスカバーとエアガイドを取り外しました。
グローブボックスは、両サイドのストッパーと下の10mmナットを2つ取り外せば取り外せます。
エアガイドは、トルクス20 2本です。
ヒーターパイプは、10mmナットで止まっています。

ヒーターコアを抜き取りました。

水漏れ点検したところ写真中央のフィンの曲がっているところから、水漏れしました。
修理は、出来ない為交換です。

部品が届き次第続きアップいたします。