こちらの車両は、地元愛知県名古屋市内にお住まいのＴ様の’０２年式　Ｅ４６　３１８ｉＭスポーツです。
今回は、クランクシャフトセンサーとエキゾースト側カムシャフトセンサー交換でお預かりいたしました。
以前からトラブルコードが出ていた為です。
エンジンストールしたこともあるそうです。
オルタネータ交換後は、チャージランプの点灯はしなくなったそうです。
エンジンストールもしていないそうです。

クランクシャフトセンサーから交換いたします。
エアコンマイクロフィルターハウジングとサージタンクのカバーとエアガイドを取り外しました。
マイクロフィルターハウジングは、トルクス３０　４本で止まっています。
サージタンクのカバーは、１０ｍｍのナット２個で止まっています。
エアガイドは、クリップ２個で止まっています。

次にエアクリーナーケースを取り外しました。
手順は、向って右側に１０ｍｍのボルトが２本とスロットルボディーに入るダクトを取り外して、エアフロセンサーのカプラーとバキュームホースを１本外せば取り外せます。
オイルレベルゲージホルダーの１３ｍｍのボルトを外してスターターケーブルをガイドから外しておきます。
ブローバイの配管も外しておきます。
リフトアップして、下からサージタンクの取り付けボルトのトルクス３０を２本取り外しました。
補強プレートも、取り外しました。１６ｍｍのボルト８本です。

インテークマニホールドを取り外しました。
手順は、エアコレクターについているセンサーカプラーをすべて取り外して、オイルセパレーターの１０ｍｍのナット２つを取り外して、フューエルラインとインジェクターはレールごと取り外して、インテークマニホールドの取り付けボルト１本と取り付けナット４個を取り外して上に引き抜きます。全部１１ｍｍです。

インテークマニホールドとサージタンクです。
と言っても一体です。

クランクシャフトセンサーは、スターターモーターの下に付いています。
サージタンクがなければ、取り外しは楽です。
ヘックス５ｍｍ１本で止まっています。

クランクシャフトセンサーです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
Ｏリングも同時交換です。
車に付いていたセンサーは、カプラーにオイルが染み出していました。

新品部品取り付けました。
組み付けは、取り外しと反対の手順です。

エキゾースト側カムシャフトセンサーを交換いたします。

カムシャフトセンサーを取り外しました。
ヘックス５ｍｍ１本で止まっています。

カムシャフトセンサーです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
Ｏリングは、同時交換です。

テスターを繋いでみました。
今回は、トラブルコードが残っていませんでした。
前回消去してから再発していなかったようです。
通常クランクシャフトセンサーが不良になると不動になるはずですが、今回は不動にはなりませんでした。
カプラーにオイルが染み出していたので、接触不良したのかもしれないです。
どちらにしても、交換しなければならない状態でした。

今回は、前回の教訓を生かして、インテークマニホールドを取り外しました。
王道です。

これで、エンジンストールもしなくなるはずです。

ありがとうございました。