こちらの車両は、地元愛知県内にお住まいのS様の’05年式 E90 320iです。
今回は、減速中にエンジンがストールしたということでお預かりいたしました。
テスターを繋いで見たところ、クランクシャフトセンサーのトラブルコードが残っていました。
E46の後期型の318iでは、よくありましたがE90では初めてです。
インテークマニホールドを取り外しました。
交換手順は、E46の318i後期型と同じです。
インテークマニホールドです。
![IMG_1905[1]](https://drbmw.jp/wp-content/uploads/2016/05/IMG_19051-300x225.jpg)
クランクシャフトセンサーを取り外しました。
クランクシャフトセンサーです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
車に付いていたセンサーは、エンジンオイルが浸み出していました。
オイルが溜まっていました。
![IMG_1915[1]](https://drbmw.jp/wp-content/uploads/2016/05/IMG_19151-300x225.jpg)
新品センサーを取り付けました。
カプラーは、パーツクリーナーで掃除して接点復活剤をシュシュしておきました。
テスターを繋いで、トラブルコードを消去いたします。
このコードは、時々見かけるコードですが、特に不調になったりしないです。
故障しているわけではないと思います。
こちらが、今回の原因です。
エンジンオイルが原因で、接触不良又はショートした為だと思います。
こちらは、EGSのトラブルコードです。
エンジンがストールした時に、ギアマークが点灯したそうです。
AT不良ではありません。
CANで繋がっている為、エンジンが不調になるとEGSにもトラブルコードが入ります。
こちらは、DSCのトラブルコードです。
このトラブルコードは、前回ブレーキパッド交換時にリセットし忘れていた為です。
故障ではありません。
![IMG_1921[1]](https://drbmw.jp/wp-content/uploads/2016/05/IMG_19211-300x225.jpg)
こちらは、舵角センサーのトラブルコードです。
こちらも今回の修理とは関係ありません。
本当に不良かもしれないですが、今の所は症状は出ていません。
症状が出た時は、ウインカーが戻らなくなって、警告灯が点灯いたします。
こちらが、CANで出るトラブルコードです。
警告灯点灯の可能性はあります。が、故障ではありません。
トラブルコードをすべて消去しておきました。
これで一度様子を見ていただきます。