こちらの車両は、岐阜県にお住まいのＫ様の’００年式　Ｅ３９　５２５ｉです。
今回は、修理でお預かりいたしました。

最初にファンベルト廻りを交換いたします。

ファンカップリングを取り外してファンシュラウドに乗せてあります。
３２ｍｍのコンビと特殊工具で取り外しました。
ファンベルトとクーラーベルトを取り外しました。
クーラーベルトは、１６ｍｍを右回転です。
ファンベルトも１６ｍｍを右回転です。

ファンベルトテンショナープーリーとアイドラプーリーを取り外しました。
アイドラプーリーは、オルタネータと共締めの１６ｍｍのボルト１本で止まっています。
ベルトテンショナーは、１３ｍｍのボルト２本です。

ベルトテンショナーとアイドラプーリーです。
右２つが新品で、左２つが車に付いていた物です。
上がアイドラプーリーで下がベルトテンショナーです。
ベルトテンショナーは、機械式から油圧式に変更されています。

新品部品取り付けました。
ファンベルトとクーラーベルトも新品です。

パワステオイル漏れです。
原因のリターンホースを交換いたします。

エアクリーナーケースを取り外しました。
取り外し手順は、１０ｍｍの取り付けボルト１本とレゾネーターの８ｍｍのタッピング２本を取り外して、フロントのエアガイドダクトのバンドを緩めて、エアフロセンサーのフックを取り外せば、抜き取れます。

パワステオイルを抜いて、リターンホースのリザーブタンク側を取り外しました。
オイルクーラー側は、１３ｍｍのボルトを取り外します。

パワステリターンホースです。
上が車に付いていた物で、下が新品です。
Ｏリングも同時交換です。

新品部品取り付けました。
後は、取り外した部品を元に戻してパワステオイルを注入したらパワステオイル漏れ修理完了です。

こちらは、冷却水漏れの跡です。

原因の水温センサーを交換いたします。
ラジエターの出口の水温センサーです。

水温センサーです。
右が車に付いていた物で、左が新品です。
冷却水漏れの原因は、ＯリングですがＯリングのみの部品供給はありません。
後は、取り外した部品を元に戻して、クーラントを注入したら一度暖機いたします。
エンジンが冷えたら、サブタンクのクーラントの量を調整して、冷却水漏れ修理完了です。

エアコンのマイクロフィルターです。
追加ご用命事項です。
右が車に付いていた物で、左が新品です。

こちらは、右側です。

こちらは、左側です。

交換完了です。