こちらの車両は、弊社の片隅に預かっていたベンベーの先生のE34アルピナB10です。
車の位置を変えようと思い、約半年ぶりにエンジンを掛けようとしましたが、初爆がありません。セルモーターをしばらく回し続けても全く掛かる気配がありません。
マフラーをクンクンしてもガソリン臭くありません。
フューエルポンプが動いていないようです。
考えられる原因は、DMEのメインリレーかDME不良かフューエルポンプ不良位です。
点検してみます。
E34のフューエルポンプは、トランクフロア右の黒い蓋の下です。
フューエルポンプのヒューズは、飛んでいませんでした。
セルモーターを回してもらって、ポンプの音を聞いてみましたが動いていないようです。
この車は、スタート信号が入らないとフューエルポンプは作動しません。
フューエルポンプは、モーターなのでセルモーターを回してもらいながら叩いてみましたがダメです。
アルピナB10のエンジンです。
DMEとメインリレーです。
エンジンルーム右のガラスの下のボックスの蓋を外すとメインリレーとDMEがあります。
白いリレーがメインリレーです。
イグニッションONにして、メインリレーを抜き差ししてみます。ちゃんと動いています。
なら、テスターをつないでみます。
エンジンが、掛からなくても異常なしと言っています。
センサー類の故障やスタート信号が入らないわけではないようです。
テスターをデータモニターにしてフューエルポンプの信号が出ているか見てみます。
通常イグニッションONでは、フューエルポンプリレーは、OFFです。
セルモーターを回すとフューエルポンプリレーは、ONになります。
ちゃんとフューエルポンプリレーは、ONになりました。
ということは、間違いなくフューエルポンプが死んでしまっています。
とりあえず押して場所変えました。
重かったです。
修理することは、無いと思いますが相談してみます。