1シリーズ E87 120iMスポーツ エンジンガラガラ音

こちらの車両は、地元愛知県内にお住いのT様の’06年式 E87 120iMスポーツです。
今回は、エンジンルームから異音がするということでお預かりいたしました。

音の出ている場所から、考えられる原因は、オルタネーターかエアコンコンプレッサーです。
お客様が、異音のする時は、簡易充電チェッカーが点いたり消えたりするとおっしゃられていましたので、オルタネーターの方が怪しいです。
といことで、今回はオルタネーターとファンベルト廻り一式交換です。
オルタネータを取り外しました。

ファンベルト廻りの部品も取り外しました。

オルタネータです。
左が車に付いていた物で、右がリビルトオルタネータです。

ファンベルト廻りの部品です。
右が車に付いていた物で、左が新品です。

交換いたしました。

交換いたしました。
詳しい手順は、オルタネータ交換を参照してください。

作業の途中で気付きました。
ラジエターからの冷却水漏れです。

冷却水漏れの跡です。
お客様とご相談した結果、追加で交換のご用命をいただけました。
いつものパターンだとラジエターホースが抜けない可能性が高い為、ホース類の同時交換もご了承いただけました。
仮にうまく外れても、またすぐに冷却水漏れすることもありますので、作業を一度で済ませれば、工賃もお得です。

電動ファンを取り外しました。

ラジエターを取り外しました。
上が車に付いていた物で、下が新品です。
車に付いていた物は、やはりラジエターホースがなかなか抜けないので、ホースごと取り外しました。

新品のラジエターホースアッパーロアです。
ロアホースのテンプセンサーは、同時交換です。
再使用すると、ほぼすぐに冷却水漏れします。
左の方の細いハイプは、アッパーホースのエア抜きパイプです。
取り外した時に折れました。(T_T)
追加交換です。
慎重に取り外しましたが、パキパキでした。
ホルダーから外したところで、冷却水が漏れ始めました。

新品部品を取り付けました。

アッパーホースのエア抜きパイプです。
上が車に付いていた物で、下が新品です。

新品部品を取り付けました。
冷却水を注入して、エンジンを掛けて漏れを確認いたしましたが、問題なさそうです。
エンジンの異音も治りました。

もう一つのご用命事項で、ウインドーウォッシャーポンプ交換です。
症状は、水漏れです。
右のフロントフェンダーライナーとフェンダーマーカーと10mmボルト1本取り外せば、タンクを引き出せます。

フロントのウォッシャーポンプ不良でした。

フロントのウォッシャーポンプとグロメットです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。

交換いたしました。
動作確認いたしましたが、問題ありません。
水漏れもしていません。