こちらの写真は、’94年式 E34 525iです。
ラジエターのエア抜き方法です。
- ラジエターキャップを開けて、隣にあるプラスチックのプラスの切ってあるエア抜きバルブを緩めて抜きます。
- ラジエターのサブタンクがいっぱいになるまで、ゆっくりクーラントを注入します。
- サブタンクがいっぱいになると、エア抜きバルブからクーラントがあふれてきますので、エア抜きバルブを閉めます。
- ラジエターキャップを閉めます。
- ヒーターをフルホットにします。
- エンジンをかけてラジエターホースのロア側が熱くなるまで暖機します。
- エンジンを冷やします。
- 完全に冷えた状態で、サブタンクのクーラントの量を調整します。
以上です。
注意事項!
- エア抜きバルブは、絶対に締め過ぎないで下さい。
あいては、プラスチックなので割れます。本当に軽く締めるだけで洩れてきません。 - ラジエターキャップを開けた状態で、エンジンをかけないで下さい。
BMWは、日本車とは違いますので冷却水を回す必要はありません。
ラジエターキャップを開けたままエンジンをかけるとクーラントがあふれ出します。 - エア抜きバルブが、2つあるエンジンもありますので必ず確認してください。
- サブタンクのクーラントの量は、かならずエンジンが冷えている状態で点検してください。
- エンジンが、暖かい時にラジエターキャップ緩めないで下さい。
どうしてもと言う時は、ラジエターホースを手で押してみて、圧力が掛かっていないことを確認してからそおっと緩めてみて下さい。クーラントが噴出すようなら冷えるまで待ってください。