こちらの車両は、地元愛知県内にお住いのK様の’06年式 E91 320iツーリングです。
今回は、冷却水漏れ修理とオイル漏れ修理とドアロック修理と球切れ警告灯点灯修理でお預かりいたしました。
ウォーターポンプからの冷却水漏れです。
パワステオイルを抜いています。
![IMG_6549[1]](https://drbmw.jp/wp-content/uploads/2014/09/IMG_65491-300x225.jpg)
ウォーターポンプをパワステポンプごと取り外しました。
取り外し手順は、パワステポンププーリーボルトを緩めておいてファンベルトを取り外します。
パワステインテークホースのポンプ側を取り外します。
ウォーターホースを取り外します。
パワステポンプの取り付けボルト4本を取り外します。
作業スペースを確保する為に、パワステリザーブタンクも取り外しました。
パワステポンプとウォーターポンプです。
左側がパワステポンプで、右側がウォーターポンプです。
パワステポンプとウォーターポンプを切り離しました。
冷却水が回ってしまっています。
ついでにサーモスタットとハウジングも交換いたします。
右が車に付いていた物で、左が新品です。
ウォーターコネクターは、同時交換です。
ボルトだけ移植します。
![IMG_6552[1]](https://drbmw.jp/wp-content/uploads/2014/09/IMG_65521-300x225.jpg)
新品部品を組み立てました。
パワステポンプを取り付けました。
ウォーターホースも交換です。
こちらは、予防整備です。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
取り外した部品を組み付けて、冷却水とパワステオイルを注入してエンジンを掛けてみました。
問題なさそうです。
オイル漏れは、バーノスソレノイドのOリングです。
![IMG_6556[1]](https://drbmw.jp/wp-content/uploads/2014/09/IMG_65561-300x225.jpg)
バーノスソレノイドとOリングです。
交換いたしました。
詳しい手順は、N系4気筒エンジンのエンジンオイル漏れバーノスソレノイドOリングを参照してください。
助手席のドアロックアクチュエーター交換です。
このドアだけ、集中ドアロックが効きません。(オープンになりません。)
カラートリムを取り外しました。
フロントドアは、前の方から外します。
取っ手のカバーを外すとトルクス20が1本とトリムの付いていた部分に3本です。
ドアトリムを取り外しました。
インサイドハンドルワイヤーとスピーカーのカプラーを取り外しました。
インシュレーターを剥がしました。
ドアロックアクチュエーターを取り出すために、ウインドーレギュレータの後ろ側を一度取り外しました。
ガラスをリフターから外して、取り付けナット上下1個ずつ取り外しました。10mmです。
ドアロックアクチュエーターです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
取り付けは、トルクス30 3本です。
ドアロックのロッドとアウターハンドルのワイヤーは、移植です。
取り外した部品を組み付けて、動作確認いたしましたが問題ありません。
球切れ警告は、左のブレーキランプです。
ブレーキランプ点灯していますが、内側です。
外側の電球が切れると内側の電球が光る仕組みのようです。
左テールのバルブソケットです。
外側のバルブは、黒くなって切れています。
電球を交換いたしました。
外側が点灯して内側は、点灯しなくなります。
警告表示も消えました。