展示場の床にオイル洩れの跡を発見。

この車が止まっていました。

Ｅ４６型の後期型３１８ｉのＭスポーツです。

早速リフトアップしてみます。

オイル洩れしています。

まずは、オイル洩れの箇所を探します。

アンダーカバーを取り外し、まずは洗浄します。

オイルパンから洩れているようにも見えますが、上の方も疑って見ます。

オイルフィルターハウジングにもオイルがにじんでいたのでこちらも洗浄。エンジンをしばらくかけて置きます。今までの経験からするとオイルパンのオイル洩れは、エンジン停止後すこしずつもれて、その他の場合は、エンジンが回転している時が多いような気がします。

今度は、エンジンを止めて置きます。

オイルパンからのオイル漏れでは、ないようです。

またエンジンをかけて置きます。

症状出ました。

オイルフィルターハウジングです。

フィルターハウジングのオイルを抜きます。

専用の工具でないと外れません。写真は、ＫＴＣのＢＭＷ専用８６ｍｍというフィルターレンチです。

フィルターハウジングの廻りの１０ｍｍのボルトを外します。

これがオイルフィルターハウジングの下側です。ガスケットの弾力性が無いようです。

オイルクーラー部のつなぎ目も怪しいです。

結局ガスケット両方交換です。

右側がオイルクーラーです。（水冷）

オイルストーンで面を出します。

こちらが、取り外したガスケットです。左がハウジング下側で右がオイルクーラー部です。

素材はゴムですが、パリパリです。すぐに切れます。

上がエンジンに取り付く面です。

どうしてこのような複雑な形なのか疑問です。

下側が、オイルクーラー側です。こちらの形も変わっています。

ついでにオイルエレメントも交換して置きます。

新品のオイルエレメントにフィルターハウジングのキャップのＯリングが付属しているからです。

あとオイルパンのドレンワッシャーも付いてきます。

あとは、オイルを規定量入れてオイル洩れの確認をして作業終了です。

いつもは、納車点検整備でやっていますが今回は先にやって置きました。