エアコンコンプレッサーです。
写真は、E46 318i用のコンプレッサーです。
車検証の型式は、GH-AY20です。
マグネットクラッチが、壊れます。
リペア用の部品が出ない為、ASSY交換です。
取り外し準備です。
エアガイドを取り外して、サージタンクのカバーを取り外して、エアクリナーケースを取り外しました。
エアガイドは、クリップを2つ外せば、外れます。
サージタンクのカバーを取り外し方は、10mmの袋ナット2個で止まっています。
エアクリーナーケースは、右側の10mmボルト2本で止まっています。
スロットルボディー(ASC、DSC用)の手前からダクトのバンド緩めてエアフロセンサーごと取り外します。
カプラーは、外しておきます。
バキュームホースも1本刺さっています。
ファンベルトを取り外しました。
オートテンショナーは、16mmです。
ゲージマニホールドを繋いで、クーラーガスを抜きます。
クーラーパイプを取り外します。
6mmのヘックスです。
太い方が低圧で、細い方が高圧です。
コンプレッサーの取り付けボルトを取り外します。
E10のボルト3本で止まっています。
前側の2本は、エンジンルームから外せます。
写真は、下からコンプレッサー後ろの部分です。
エンジンマウントの左横にE10のボルトが止まっています。
先に補強プレートを取り外しました。
16mmのボルト8本で止まっています。
コンプレッサーを取り外しました。
クーラーパイプのOリングも、同時交換です。
先の黄色い物が、クーラーパイプです。
クーラーコンプレッサーです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。(このコンプレッサーは、オイル入りですのでコンプレッサーオイルを注入する必要はありません。)
クーラーパイプのOリングです。
下が車に付いていた物で、上が新品です。
新品コンプレッサーを取り付けました。
取り外しと反対の手順です。
クーラー配管の中を真空引きいたします。
ゲージマニホールドを取り付けて、高圧と低圧のバルブを開いて真空ポンプで配管の中の空気を抜き取ります。
真空引きをすると針は、マイナスでストッパーまで戻ります。
約10分真空引きしたら、真空状態を保持するか点検いたします。
高圧と低圧のバルブを閉じて、真空ポンプを止めて約10分放置します。
他にガス漏れしている所がなければ、このまま保持しています。
針がゼロに戻れば、まだどこかにガス漏れする所があります。
クーラーガスチャージいたしました。
この車のガスの量は、740g位です。