こちらの車両は、地元愛知県名古屋市内にお住まいのＫ様の’０４年式　Ｅ４６　３１８ｉです。
今回は、エンジンオイル漏れの修理でお預かりいたしました。

エンジンオイルパンガスケットとオイルフィルターハウジングのガスケットを交換いたします。
エアコンマイクロフィルターハウジングとサージタンクのカバーとエアガイドを取り外しました。
マイクロフィルターハウジングは、トルクス３０　４本で止まっています。
サージタンクのカバーは、１０ｍｍのナット２個で止まっています。
エアガイドは、クリップ２個で止まっています。

オイルフィルターハウジングを取り外しました。
先にオイルエレメントを取り外して、ハウジング内のオイルを抜いておきます。
次にエンジン側を外してオイルクーラー側を外しました。
エンジン側は、１０ｍｍボルト３本で、オイルクーラー側は、トルクス３０　４本です。

オイルフィルターハウジングとガスケットです。
上が車に付いていた物で、下が新品です。
ハウジングは、掃除しておきました。
組み付けは、取り外しと反対の手順です。

エアクリーナーケースを取り外しました。
手順は、向って右側に１０ｍｍのボルトが２本とスロットルボディーに入るダクトを取り外して、エアフロセンサーのカプラーとバキュームホースを１本外せば取り外せます。
オイルレベルゲージホルダーの１３ｍｍのボルトを外してスターターケーブルをガイドから外しておきます。
ブローバイの配管も外しておきます。

下からブローバイホースをオイルレベルゲージホルダーから取り外しておきます。

エンジンオイルを抜きました。
Ａ/Ｔオイルクーラーパイプのホルダーを取り外します。
１３ｍｍのボルト２本と１０ｍｍボルト１本です。
補強プレートとコントロールアームのホルダーブッシュとステアリングラックは、取り外してあります。
補強プレートは、１６ｍｍのボルト８本でホルダーブッシュは、それぞれ１６ｍｍのボルト２本です。
ステアリングラックは、１５ｍｍのボルトに１６ｍｍのナットで左右２箇所で止まっています。
ドライブプレートのカバーを取り外します。１０ｍｍボルト３本です。

補強プレートです。
オイル漏れ酷いです。
掃除して最後に取り付けます。

エンジンハンガーをセットして、エンジンを吊っておきます。

オイルパンを取り外しました。
手順は、ミッションジャッキで支えながら、クロスメンバーを取り外しました。
エンジンマウントの１６ｍｍナットを左右はずして、クロスメンバーの取り付けボルト１８ｍｍ４本を取り外しました。
オイルパン取り付けボルト２０本取り外しました。
ガスケットの取り付け面を掃除してオイルストーンで面出しいたしました。

エンジンオイルパンガスケットとオイルレベルゲージホルダーＯリングです。
上が車に付いていた物で、下が新品です。

こちらは、オイルパンです。
取り付け面は、掃除してオイルストーンで面出ししてあります。
ガスケットをラバーグリスを塗って取り付けます。
取り付けは、取り外しと反対の手順です。

新品オイルエレメントを取り付けました。
エンジンオイルの量は、普段抜けない分も合わせて４．５Ｌ位です。

ブローバイホースが破れています。
追加で交換です。

ブローバイホースです。
上が車に付いていた物で、下が新品です。

交換いたしました。
あとは取り外した部品を元に戻しました。

エンジンを掛けて、オイル漏れの点検をいたしました。
オイル漏れ治りました。
掃除もしてあります。

補強プレートも掃除しておきました。

テスターを繋いで見ました。
ブローバイホースが破れていた為、エア吸いのトラブルコードが入っています。

こちらは、オイルレベルセンサーのトラブルコードです。が故障ではありません。
オイルをすべて抜いた為、一度オイル不足と誤診しただけです。

トラブルコード消去いたしました。
オイルサービスもリセットしておきました。