5シリーズ E39 530iMスポーツ オルタネータ交換

こちらの車両は、神奈川県にお住まいのI様の’03年式 E39 530iMスポーツです。
今回は、走行中にチャージランプが点灯したと言うことです。
そのまま自走で、弊社をめざされたそうですが途中でバッテリが上がりレッカーサービスでご来店いただけました。
チャージランプが点灯後A/Tが3速ホールドされたそうです。
入庫時には、配線が焦げるような臭いがしていました。
A/Tも気になります。
まずは、オルタネータを交換しないとA/Tが壊れたのかも診断できません。
I様とご相談した結果まずは、オルタネータを交換することになりました。

エアクリーナーケースを取り外しました。
今回は、エアフロセンサーの手前から取り外しました。
向って右側に10mmボルトがあります。
レゾネーターの後ろは、8mmのタッピングが2本あります。
エアガイドのダクトは、バンドを緩めました。

ファンベルトを取り外しました。
最初にファンカップリングを取り外しまました。32mmのコンビと特殊工具を使って緩めます。取り外したファンは、ファンシュラウドに乗せておきます。
ファンベルトテンショナーは、キャップを取り外してトルクス50を右回転です。
アイドラプーリーも取り外しました。キャップを取り外して、16mmのボルト1本です。

オルタネータです。
上が車に付いていた物で、下が新品です。
オルタネータは、種類があります。90A仕様と120A仕様です。
この車は、120A仕様でした。
取り外し手順は、オルタネータ後ろのカプラーと17mmのナット1つを取り外して、下側の取り付けボルト16mmを1本を外せば抜き取れます。(作業前にバッテリのマイナス端子は、外してあります。)
冷却用のダクトは、下から引き抜くだけです。

新品オルタネータ取り付けました。
後は、取り外した部品を元に戻したら作業完了です。

テスターを繋いで見ました。
DMEのトラブルコード消えました。

しっかりと充電しています。
先程までは、バッテリ電圧でした。12.6V位でした。入庫後すぐにバッテリは、充電しておきました。

こちらは、A/Tのトラブルコードです。

オルタネータが、充電しないとこのコードが入るようです。

トラブルコードを消去いたしました。

明日試乗して、A/Tの調子を見てみます。