3シリーズ E36 320iスペシャルエディション 車検

こちらの車両は、地元愛知県名古屋市内にお住まいのO様の’98年式 E36 320iスペシャルエディションです。
今回は、車検でお預かりいたしました。
点検は、O様と一緒に済ませてあります。
作業風景を実況いたします。

エンジン廻りの整備から行っていきます。
エアクリーナーケースを取り外しました。
手順は、向って右側に10mmのナットが2箇所あります。緩めるだけでOKです。
フロントのエアガイドのダクトを取り外して、エアフロセンサーの部分は、フック2箇所です。

ファンベルト廻りを取り外しました。
最初にファンカップリングを32mmのコンビと特殊工具で取り外して、ラジエターファンシュラウドに乗せて置きます。
クーラーベルトテンショナーのダンパーボルト13mmを右に回して、クーラーベルトを取り外します。
ファンベルトテンショナーは、キャップを取り外して16mmを右回転させると、ファンベルトが取り外せます。
アイドラプーリーは、16mmボルト1本です。
ファンベルトテンショナーは、13mmのボルト2本です。

ファンベルトテンショナーとアイドラプーリーです。
左2つが車に付いていた物です。
上が、アイドラプーリーで下が、ファンベルトテンショナーです。
ファンベルトテンショナーは、機械式から油圧式に変更になっています。

新品部品取り付けました。

ファンベルトとクーラーベルトも新品です。

パワステインテークホースを交換いたします。
ポンプ側を取り外して、パワステオイルを抜いています。

パワステインテークホースです。
上が車に付いていた物で、下が新品です。

新品ホース取り付けました。

パワステオイルを注入いたしました。
この車のパワステリザーブタンクは、オルタネータの後ろに付いております。

エンジンオイルとオイルエレメントの交換をいたします。
オイルエレメントの蓋は、緩めてあります。

オイルエレメントも交換です。

エアインテークダクトを交換いたします。
パックリ割れていますが、エンジン不調になりません。

エアインテークダクトです。
右が、車に付いていた物で、左が新品です。
車に付いていたダクトは、ISCバルブへ行く部分もパックリ割れていました。

新品部品取り付けました。

フロントブレーキパッドを交換いたします。

フロントブレーキパッドです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。

交換いたしました。
手順は、フロントブレーキパッド交換を参照して下さい。

こちらは、リアブレーキです。
取り付け状態問題ありません。
オイル漏れありません。
ブレキパッドの残量十分です。

ホイールを取り付けて増し締めとタイヤ(スペア含む)空気圧調整をいたしました。
灯火廻りは、ウインカーバルブが白くなっていましたので、オレンジ色に染めておきました。

ワイパーラバーを新品に交換いたしました。

テスターを繋いでトラブルコードを消去いたします。
と思いましたが、ノーコードでした。
あれだけエア吸いをしていたのにもかかわらずノーコードでびっくりです。
実際エンジン不調は、ありませんでした。

オイルサービスとインスペクションは、リセットしておきました。

明日検査へ行って参ります。