こちらの車両は、地元愛知県内にお住まいのK様の’98年式 E39 528iツーリングです。
今回は、車検でお預かりいたしました。
点検は、K様と済ませてあります。
作業風景を実況いたします。
最初にエンジンオイル漏れの修理をいたします。
タペットカバーパッキンを交換いたします。
サージタンクのカバーとエンジンカバーを取り外しました。
メクラカバーを取り外すと10mmが出てきます。
右側のエアコンダクトも取り外しました。
イグニッションコイルとイグニッションの配線を取り外しました。
この車は、箱型のコイルです。
10mmのボルト各2本ずつで止まっています。
1番と6番には、アースワイヤーが共締めです。
イグニッションの配線は、ホルダーごと取り外しました。2番と3番の間にアース線が1本8mmのナットで止まっています。
ラムダセンサーの配線もホルダーから外しておきます。
イグニッションコイルは、順番に並べておきます。
タペットカバーを取り外しました。
10mmのナット15個です。
タペットカバーとパッキンです。
下が車に付いていた物で、新品パッキンはカバーに装着済みです。
こちらは、シールワッシャーです。
同時交換です。
新品は、ナットに装着済みです。
ラバーグリスでなじませます。
タペットカバーは、液体ガスケットとラバーグリスで取り付けます。
バーノス用オイルホースを交換いたします。
(写真は、交換後です。)
オイルエレメントの蓋を取り外しました。
オイルホースです。
19mmの中空ボルトとアルミワッシャーで止まっています。
上が新品で、下が車に付いていた物です。
エンジンオイルの交換もご用命いただけました。
オイルエレメントも交換です。
エンジンオイルの量は、エレメントの分も合わせて6.5Lです。
ファンベルト廻りを交換いたします。
ファンカップリングを取り外しました。
32mmのコンビと特殊工具で取り外しました。
ファンベルトとクーラーベルトを取り外しました。
クーラーベルトは、16mmを右回転です。
ファンベルトも16mmを右回転です。
ファンベルトテンショナープーリーとアイドラプーリーを取り外しました。
アイドラプーリーは、オルタネータと共締めの16mmのボルト1本で止まっています。
ベルトテンショナーは、13mmのボルト2本です。
ベルトテンショナーとアイドラプーリーです。
右2つが新品で、左2つが車に付いていた物です。
上がアイドラプーリーで下がベルトテンショナーです。
ベルトテンショナーは、機械式から油圧式に変更されています。
新品部品取り付けました。
ファンベルトとクーラーベルトも新品です。
ブレーキオイル交換もご用命いただけました。
写真は、交換後です。
手順は、ブレーキオイル交換を参照して下さい。
ホイールを取り付けて増し締めとタイヤ(スペア含)空気圧調整をいたしました。
灯火廻りも問題ありません。
オイルサービスとインスペクションもリセットしておきました。
ありがとうございました。