こちらの車両は、地元愛知県名古屋市内にお住まいのK様の’99年式 E46 318iツーリングです。
今回は、修理でお預かりいたしました。
エンジンオイル漏れの修理をいたします。
オイルフィルターハウジングガスケットを交換いたします。
最初にエアクリーナーケースを取り外しました。
向かって右側に10mmボルト1本です。
TEバルブとエアフロセンサーのカプラーを取り外して、エアインテークのダクトのバンドを緩めてエアフロセンサーごと取り外しました。
ファンベルト廻りを取り外しました。
オイルエレメントを取り外して、パワステポンププーリーの13mm3本を緩めてから、ファンベルトを外しました。
アイドラベアリングを取り外しました。トルクス50です。
ファンベルトテンショナーも取り外しました。ヘックス6mm2本です。
オルタネータを取り外しました。16mmのボルト2本です。
オルタネータブラケットを取り外しました。
13mmのボルト5本です。
パワステポンプも取り外しました。
13mmのボルト2本です。
オイルフィルターハウジングを取り外しました。
10mmのボルト6本です。
ガスケットを剥がして、オイルストーンで面出ししました。
オイルフィルターハウジングとガスケットです。
左が車に付いていたガスケットです。
紙です。バリバリでした。
Oリングは、大きい方しか部品が、単品で出ない為小さい方は前回同様代品を使いました。
ガスケットは、液体ガスケットで貼り付けて、Oリングはラバーグリスでなじませます。
取り付けは取り外しと反対の手順です。
次にアクセルワイヤーを交換いたします。
アクセルが重い為です。
スロットルバルブのカバーを取り外しました。
プラスのボルト2本です。
エアコンマイクロフィルターハウジングも取り外しました。
トルクス30が4本です。
ワイヤーハーネスとジャンプスタート用のプラスケーブルは、ホルダーから外しました。
アクセルワイヤーは、ここを通ります。
ホルダーのストッパーを取り外して、ワイヤーを通します。
この穴から、車内に引き込みます。
車内は、ここから出てきます。
ステアリングコラム下のロアカバーは取り外してあります。
手順は、手前にタッピング3本と奥のプラスチックナットと左にクリップ1つです。
カバーを浮かせたら、OBDのカプラーとゴングのカプラーを取り外してカバーを抜き取ります。
ワイヤーをストッパーから取り外して、ケーブルホルダーのフックをマイナスドライバーで外します。
取り付けは、ワンタッチです。
アクセルワイヤーです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
車に付いていた方のシャフトを動かしてみましたが、それ程シブくありませんでした。
新品のワイヤーを取り付けてみました。
アクセルペダルぜんぜん軽いです。
後期型のような軽さです。
クランクケースベンチレーションバルブです。
こちらは、エア吸いで交換です。
取り外しました。
裏側から、ヘックス5mmのキャップボルト2本で止まっています。
クランクケースベンチレーションバルブです。
右が車に付いていた物で、左が新品です。
パワステオイルを交換いたします。
時々ハンドルが重くなると言うことです。
まずは、パワステオイルを交換して見ます。
パワステオイルを吸い出しました。
新品オイルを注入して、エンジンを掛けてもう一度同じ作業をしました。
ウィンズのシャダーガードも入れてみました。
エンジンオイル交換です。
オイルエレメントも交換です。
エンジンオイルの量は、エレメントの分も合わせて4Lです。
エンジンを掛けてオイル漏れの点検をしましたが、大丈夫です。
治っています。
エンジンの調子も良いですが、時々アイドリングが下がります。
テスターで点検したところ、カムシャフトセンサー不良です。
部品が間に合わない為、年明け作業です。
一度納車させていただきました。