3シリーズ E46 320iMスポーツ 右リアパワーウインドー修理

こちらの車両は、地元愛知県にお住まいのS様の’00年式 320iMスポーツです。
今回は、右のリアウインドーレギュレータ交換でご来店いただきました。
最近の暑さで、暑くなった室内を冷やす為にパワーウインドーのオートを使ったら、バシッとワイヤーの切れる音がして窓が半開きで止まってしまったそうです。直後にご来店いただき、とりあえず窓だけ上げた状態でテープ止めの応急手当てをして部品を待っていました。
右の後ろは、2回目だそうです。

最初にカーボン調パネルを外します。
刺さっているだけなので、傷をつけないように取り外します。
パネルを外すとトルクス20が2本出てきますので取り外します。

パワーウインドースイッチの下にもトルクス20が1本あります。
アームレストの下のメクラカバーの下に各1本ずつトルクス20が隠れています。
トリムの廻りは、クリップ止めなのでクリップリムーバーで外します。
トリムを浮かせたらインサイドハンドルワイヤーとパワーウインドーカプラーを取り外します。

次にインシュレーターを取り外します。
ブチルで止まっているだけなので、破らないように剥がします。

レギュレーターをモーターごと取り外します。
その前にガラスをサービスホールまで、手で下げて8mmのボルト1本を取り外して、またガラスを上まで上げておきます。
ウインドーレギュレータ取り付けナット10mm2つとモーター取り付け取り付けナット10mm1つを取り外します。
モーターカプラーも外します。
あとは、知恵の輪です。

ウインドーレギュレータです。
上が車に付いていた物で、下が新品です。
モーターは、移植します。
トルクス30 3本で止まっています。

組み付けは、取り外しと反対の手順です。

壊れたウインドーレギュレータです。
今回は、モジャモジャになっていませんでした。

動作確認しましたが、問題ありません。
ガラスランラバーには、潤滑油を塗っておきました。

ごちそうになりました。

ありがとうございました。