BMW ブレーキパッドの交換 方法

右のフロントブレーキパッドを交換いたします。

最初に弓型のスプリングを取り外します。

ブレーキキャリパーを、こじって少しピストンを押し下げます。
BMWは、ブレーキパッドとディスクローターが同時に磨耗する為、これをやっておかないとキャリパーが外れません。(ディスクローターが段付磨耗している為、パッドがローターの角に引っかかります。)

次に、キャリパー後ろのキャップを取り外してヘックス7mmのボルト上下2本を緩めます。
写真は、上のキャップだけ取り外してあります。

キャリパーを取り外して、擦り減ったブレーキパッドを取り外します。

ピストンを押し下げます。
一気に押し下げると、ピストンシールがねじれる可能性がありますので、少し下げたら少し緩めるという作業を繰り返して、ピストンが完全に下がるところまで押し下げます。

ディスクローターを交換しないときは、必ず面取りをします。
ブレーキパッドの当たりが悪くなる為、ブレーキを踏んだときに踏み代が、ふわふわします。
ブレーキパッドを組み付ける時に、耳の部分にパッドグリスを塗って組み付けます。
組み付けは、取り外しと逆の手順です。

ブレーキパッドの交換は、分解整備ですので、自動車分解整備事業場で行ってください。