こちらの車両は、岐阜県内にお住いのN様の’06年式 E87 118iです。
今回は、冷却水漏れ修理と水廻りのリフレッシュとエンジンオイルとオイルエレメントの交換で、お預かりいたしました。
エアガイドとエアクリーナーケースを取り外しました。
電動ファンとラジエターを取り外しました。
冷却水漏れの原因は、この部品です。
ラジエターホースのアッパーからエキスパンションタンクに繋がっています。
最悪のパターンは、このホースを交換する時にラジエターホースの取り付け部分が折れてラジエターホースアッパが追加で交換になり、ラジエターホースアッパーを交換する時にラジエターが破損して追加でラジエター交換になるパターンです。
走行距離と年式から考えて、お客様とご相談した結果一緒にリフレッシュのご用命をいただけました。
上が車に付いていた物で、下が新品部品です。
車に付いていたラジエターのアッパーホースは、抜けない為ラジエターごと取り外しました。
ロアホースは、交換予定の為、強引に抜きました。
再使用前提の場合は、怖くて外せません。その時は外れても後日冷却水漏れする可能性が高いです。
ロアホースに付いているテンプセンサーは、再使用できないです。
取り付け後すぐに冷却水漏れします。(今までの経験上)
新品ラジエターを取り付けました。
ウォーターホースもついでに交換です。
ウォーターホースです。
右が車に付いていた物で、左が新品です。
この部品は、定期交換しても惜しくないです。
このホースが折れた時の記事は、こちらです。
1シリーズ E87 118i 冷却水漏れ修理
レッカーになります。
ロックプレートも交換です。
こちらも、冷却水漏れの定番箇所です。
過去の事例は、こちらです。
1シリーズ E87 118i 冷却水漏れ修理
取り外した部品を元に戻して、冷却水を注入してエンジンを掛けて漏れを確認いたしましたが、問題なさそうです。
追加ご用命事項で、エンジンオイル交換です。
オイルエレメントも交換です。