こちらの車両は、地元愛知県名古屋市内にお住いのF様の’06年式 E90 320iです。
今回は、エンジン不調でレッカーサービスでご入庫いただけました。
早速テスターを繋いで見ました。
トラブルコードは、6個です。
3番シリンダーのミスファイアです。
3番シリンダーのイグニッションコイルのようです。
2番シリンダーのミスファイアです。
2番シリンダーのイグニッションコイルのようです。
6個目のトラブルコードの写真撮り忘れていました。m(__)m
たぶん一番シリンダーのミスファイアだったと思います。
データモニターしてみました。
原因は、1番シリンダーのイグニッションコイルが不良のようです。
今回は、予防整備も兼ねてコイルは4個交換で、ご用命いただけました。
イグニッションコイルを取り外しました。
イグニッションコイルです。
上が車に付いていた物で、下が新品(社外品)です。
交換いたしました。
エンジンを掛けてみました。
一発始動で、エンジンの不調はありません。がしばらくするとセレクトレバーの辺りからカチカチ音がします。
メーターPレンジの文字が点滅して、ギアマーク(ATに不具合が出た時に点灯する警告灯)点灯です。(T_T)?
テスターで、EGSのトラブルコードを点検しようと思いましたがアクセスできません。(T_T)
ラジエターの電動ファンが高速回転しています。?
一応、ATの接続コネクターを点検しましたが問題なさそうです。
症状も改善されません。
コイル交換前は、こんな症状は出ていませんでした。
疑わしいのは、交換した部品です。
もともと車に付いていたコイルに戻して、1番シリンダーだけは応急で中古のコイルを取り付けてエンジンを掛けてみました。
なんと、トランスプログラムは点灯しません。
エンジン不調もありません。
理由はよくわかりませんが、新品部品に問題があるのには間違いありません。
エンジン不調は、治ってもトランスプログラムが点灯したら走行できません。
お客様とご相談した結果、純正部品取り直しです。
本日納車予定でしたので、応急手当で部品入庫後再修理予定です。