こちらの車両は、地元愛知県名古屋市内にお住いのＫ様の’０３年式　Ｅ３９　５２５ｉセレクションです。
今回は、修理でお預かりいたしました。
エンジン不調で、レッカーサービスにてご入庫いただけましたが入庫時は、エンジンチェックランプが点灯しているだけで不調ではありませんでした。

ＡＢＳの警告灯が点灯しています。
テスターで診断した所、ユニット不良です。

ユニットを取り外して、専門業者様にＯＨしてもらいます。

ＯＨ済みのユニットを取り付けました。

ラジエターから冷却水漏れしている為、ラジエター交換です。
強制ファンとファンシュラウドを取り外しました。

ラジエターを取り外しました。

ラジエターです。
上が車に付いていた物で、下が新品です。

新品ラジエターを取り付けました。

エンジンチェックランプの原因は、エア吸いです。
インテークマニホールドのキャップが、裂けています。

キャップです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。

新品部品を取り付けました。

テスターを繋いで、トラブルコードを消去いたします。
ＤＭＥのトラブルコード１０個です。
エア吸いのトラブルコードです。

ＡＢＳユニットが原因です。
ＣＡＮで繋がっている為、ＤＭＥとＥＧＳにもトラブルコードが残ります。

これもエア吸いの時に出ます。
６個目まで、同じようなトラブルコードでした。

７個目から１０個目までは、ミスファイアのトラブルコードです。
寒くなると出やすいトラブルコードです。
エンジンを掛けてすぐに止めて、再始動した時などによく出ます。
今回は、トラブルコードを消去して様子見です。

消去いたしました。
今の所は、再発していませんがまた同じ症状が出るかもしれないです。

こちらは、ＡＢＳとＡＳＣのトラブルコードです。
トラブルコード３個です。

こちらは、症状です。

車速センサーのトラブルこーでですが、ユニット不良時にも出ます。
ユニットが正常の場合は、センサー不良ですがユニット不良の可能性の方が高いです。
トラブルコード消去しておきました。
警告灯の点灯ありません。