こちらの車両は、地元愛知県内にお住いのK様の’02年式 E46 330iMスポーツです。
今回は、冷却水漏れの修理でお預かりいたしました。
アンダーカバーを取り外しました。
白くなっているところが冷却水漏れの跡です。
エンジンオイル漏れとパワステオイル漏れもあります。
ウォーターポンプとサーモハウジングとラジエターホースアッパーを交換いたします。
ラジエターファンとファンシュラウドを取り外しました。
ファンブレードにも冷却水の飛び散った跡があります。
手順は、下から、ファンカップリングを緩めます。32mmのコンビと特殊工具で緩めます。逆ねじです。
ファンシュラウドは、向って左のACUセンサーと電動ファンのカプラーを取り外しておきます。
トルクス25のタッピングを1本取り外します。
向って右側は、クリップ1個です。
ファンと一緒に上から引き抜きます。
エアクリーナーケースも取り外しました。
本体は、10mmボルト2本で止まっています。
エアインテクダクトのブーツバンドを緩めて、ハーネスホルダーからハネースを外してエアフロセンサーのカプラーを外せば取り外せます。
ファンベルトを取り外す前に、ウォーターポンププーリーの取り付けボルト4本を緩めておきます。
ファンベルトは、ベルトテンショナーを右に回すと緩みます。
サーモハウジングとウォーターポンプを取り外しました。
サーモハウジングは、10mmボルト3本と13mmのボルト1本で止まっています。
13mmのボルトは、エンジンスリンガーと共締めです。上側の11mmのナットも外します。
ウォーターポンプは、10mmのナット4個で止まっています。
サーモハウジングの取り付け面は、掃除いたしました。
ウォーターポンプとサーモハウジングです。
上が車に付いていた物で、下が新品です。
こちらは、ラジエターホースアッパーです。
組み付けは、取り外しと反対の手順です。
冷却水を注入して、エンジンを掛けてみましたが冷却水の漏れはなさそうです。
エンジンが冷えたら、サブタンクの量を調整して完成です。

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