こちらの車両は、地元愛知県内にお住まいのＩ様の’９８年式　Ｅ４６　３１８ｉです。
今回は、冷却水漏れの修理でお預かりいたしました。
ラジエターとウォーターポンプとサーモハウジングを交換いたします。

エアクリーナーケースを取り外しました。
向かって右側に１０ｍｍボルト１本です。
ＴＥバルブとエアフロセンサーのカプラーを取り外して、エアインテークのダクトのバンドを緩めてエアフロセンサーごと取り外しました。

二次エアーポンプと電動ファンを取り外しました。
電動ファンは、向って右側にクリップ１個と左側にトルクス２５が１本です。カプラーも外しました。
二次エアーポンプは、ブラケットごと取り外しました。１０ｍｍナット　３個で止まっています。

プラットフォームマウントを取り外しました。
向って右（ラジエター横）と下にトルクス２５が１本止まっています。
この車両は、ＭＴ車なのでオイルクーラーはありません。
ラジエターアッパーホースとヒーターホースも外しました。

ラジエターを取り外しました。
向って右に２５のトルクスが１本あります。
ラジエターホースロアを外しました。

ラジエターです。
下が車に付いていた物で、上が新品です。
下側のマウントは、移植です。
車に付いていた物は、左のサイドタンクから水漏れします。

ウォーターポンプ水漏れしています。
ラジエターは、取り外したままです。
ファンベルトの付いた状態で、ウォーターポンププーリーの１０ｍｍボルト４本を緩めておいて、ファンベルトを外してウォーターポンププーリーを取り外しました。

サーモハウジングとウォーターポンプを取り外しました。
サーモハウジングは、１０ｍｍボルト３本で止まっています。
ウォーターポンプは、５ｍｍのヘックス３本と６ｍｍのヘックス１本で止まっています。
取り付け面は、掃除いたします。

サーモハウジングとウォーターポンプです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
パッキンとＯリングは、ラバーグリスでなじませます。

新品部品を取り付けました。

新品ラジエターも取り付けました。
あとは、取り外した部品を組み付ければ完成です。
エンジンを掛けて、冷却水漏れの確認をいたしましたが問題なさそうです。
エンジンが冷えたら、冷却水を補充して作業終了です。