3シリーズ E46 M3 燃料ポンプ交換

こちらの車両は、地元愛知県内にお住まいのK様の’01年式 E46 M3です。
今回は、フューエルポンプの交換でお預かりいたしました。
故障ではなく、予防整備です。

リアシートを取り外しました。
基本は、セダンやツーリングと同じです。
前側にフックで止まっているだけなので、前側を上に引き上げれば取り外せます。
燃料ポンプは、右側です。

ここに付いています。
遮音シートをめくると、黒い蓋があります。
10mmナット4個で止まっています。
コネクターも外しました。
この状態で、一度エンジンを掛けるとフューエルラインに残った燃圧を抜けます。
エンジンがストールしてから、もう一度クランキングするとほとんど燃圧はなくなります。
フューエルラインに燃圧の掛かった状態で、フューエルホースを取り外しとガソリンが飛び出します。
結構な勢いです。

ロックキャップを取り外しました。
フューエルチューブも取り外しました。
この車は、チャック式でした。

フューエルゲージユニットを取り外しました。

フューエルゲージユニットです。
正式名称は、サクションユニット右です。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
燃料ポンプは一体の為、ゲージユニットASSYでの交換になります。
M3は、専用設計だと思います。
ラバーシールも交換です。

新品部品を取り付けました。
キャップは、しっかり締めないとガソリンを満タンにした時に溢れ出して、車内がガソリン臭くなります。
あとは、取り外した部品を組み付けたら完成です。
エンジンを掛けてみましたが、一発始動です。
テスターを繋いでトラブルコードを消去しておきました。
フューエルポンプリレーのトラブルコードが残っていました。
カプラーを取り外して、エンジンを掛けた為だと思います。

K様に一度ガソリンを満タンにしていただいて、ガソリン臭くないか確認していただくようにお願いしておきました。