こちらの車両は、地元愛知県内にお住まいのO様の’00年式 E36 Z3 2.0です。
今回は、車検でお預かりいたしました。
点検は、O様と済ませてあります。
エンジンの整備からやって行きます。
パワステオイルが漏れています。
インテークホース交換です。
ファンベルトに亀裂が入っています。
ファンベルト廻り一式交換です。
ラジエターファンとファンシュラウドを取り外しました。
ラジエターファンは、32mmのコンビと特殊工具を使いました。
右に回すと緩みます。
ファンシュラウドは、クリップ2つで止まっています。
エアクリーナーケースを取り外しました。
本体は、10mmのボルト2本で止まっています。
ラジエターのバイパスホースをホルダーから外して、エアフロセンサーを取り外しました。
ファンベルトとクーラーベルトを取り外して、ファンベルトテンショナーとオルタネータ取り付けボルトを抜きました。
クーラーベルトは、ベルトテンショナーの13mmを右に回せば緩みます。
ファンベルトは、テンショナーの16mmを右に回せば緩みます。
ファンベルトテンショナーは、13mmのボルト2本で止まっています。
オルタネータ取り付けボルトは、16mmです。
ファンベルトテンショナーです。
右が車に付いていた物です。
新品は、油圧式です。
アイドラープーリーレスの車でしたが、増設いたします。
オルタネータボルトが、短い為アイドラープーリー付き用のロングボルトに変更いたします。
パワステオイルを抜きました。
インテークホースのポンプ側を外しました。
リザーブタンク側も取り外しました。
パワステインテークホースです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
新品パワステインテークホースを取り付けました。
ホースバンドは、社外のステンレスメッシュバンドです。
ファンベルト廻りも組み付けました。
後は取り外した部品を元に戻して、パワステオイルを注入してエンジンを掛けてみましたが、問題なさそうです。
エンジンオイルとオイルエレメント交換をいたします。
オイルエレメントの蓋は、緩めてあります。
新品のオイルエレメントを取り付けます。
エンジンオイルの量は、エレメントの分も合わせて6.5Lです。
冷却水とウインドーウォッシャー液補充しておきました。
こちらは、フロントブレーキです。
ブレーキパッドとディスクローターを交換いたします。
フロントブレーキパッドです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
交換手順は、フロントブレーキパッド交換を参照して下さい。
ディスクローターも交換です。
右が車に付いていた物で、左が新品です。
キャリパーブラケットは、16mmのボルト2本で止まっています。
ディスクローターは、6mmのヘックス1本で止まっています。
交換いたしました。
こちらは、リアブレーキです。
ブレキパッドの残量十分です。
取り付けの状態問題ありません。
ブレーキオイル漏れありません。
ブレーキオイルを交換いたします。
交換いたしました。
交換手順は、ブレーキオイル交換を参照して下さい。
クラッチオイルも交換です。
ブレーキオイルのリザーブタンクと共有しております。
レリーズシリンダーから配管のオイルを吸いだします。
ホイールを取り付けて、増し締めとタイヤ(スペア含む)空気圧調整しておきました。
オイルサービスとインスペクションをリセットしておきました。
明日検査へ行って参ります。