オーパ 車検

車検の依頼です。 H12年式 トヨタのオーパです。

リアブレーキです。

ドラム式のブレーキです。

錆びていたので潤滑油をふりかけました。

オイル漏れでは、ありません。

T型の工具を締め込んでドラムを分解します。

中は、こんな構造です。

仕組みは、上の銀色の部分がホイールシリンダーと言って、ブレーキペダルを踏むと油圧がかかり黒い部分両サイドが伸びます。

その下の弓がたの部分がブレーキシューといって先程の写真、ドラムの内側に擦り付けられて制動力を出します。

車検では、ホイールシリンダーからのオイル洩れとブレーキシューの磨耗、取り付け状態を点検します。

この車の場合は、問題ありません。(目安は、1年走行しても問題ないかです。)

こちらは、フロントブレーキです。

だいたい今の車は、フロントディスクブレーキです。

ちなみにBMWは、ほとんど4輪ディスクブレーキです。

車検では、ブレーキパッドの残量とブレーキキャリパーのオイル漏れを点検します。

もちろん取り付け状態やブレーキパッドの片減りも点検します。

この車は、良さそうです。

下回り点検をします。

手前がA/Tで、奥がエンジンです。

オイル洩れの有無

ブーツ破れなどの点検ををしながら、ボルトの欠落や緩みも点検します。

こちらは、リアです。

この車は、前輪駆動なので、デフやプロペラシャフト、ドライブシャフトはありません。

マフラーの排気洩れ、燃料漏れ、各部の取り付け状態点検をします。

この車は、錆が多いですが、損傷はありませんので、車検は受かります。

一昔前は、真っ黒に塗装していました。

エンジンルームは、日常点検と同じ内容です。

油脂類の量とベルトの亀裂と張りを点検します。

この車は、問題なさそうです。

タイヤの空気圧点検とホイールの増し締め点検、灯火廻りの点検をして終了です。

明日検査場へ行きます。