こちらの車両は、地元愛知県名古屋市内にお住まいのＭ様の’０２年式　Ｅ４６　３１８ｉＭスポーツです。
今回は、冷却水漏れの修理でお預かりいたしました。

エキスパンションタンクからの冷却水漏れです。
ダダ漏れではありませんが、確実に漏れています。

エアクリーナーケースを取り外しました。
ケースの向かって右横の１０ｍｍのボルト２本を取り外して、スロットルボディの部分からインテークダクトを外し、エアフロセンサーカプラーとバキュームホース１本を外しました。

電動ファンを取り外しました。
トルクス２５　１本とクリップ１つで止まっています。
ＡＣＵセンサーとファンカプラー、二次空気のホースをホルダーからして、ウォーターパイプのクリップを２つ取り外して上に引き抜きます。

プラットフォームマウントを取り外します。
ラジエターホースアッパーとヒーターホース、バイパスホースを外して、クーラントレベルセンサーカプラーとトルクス２５のタッピング２本を外せば、取り外せます。

取り外したプラットフォームマウントです。
いつもと形が違います。
この車は、Ｍ/Ｔ車です。
Ａ/Ｔオイルクーラーを取り付ける所がありません。
Ａ/Ｔオイルクーラー用のサーモスタットもありません。

新品のエキスパンションタンクとプラットフォームマウントです。
Ｍ/Ｔ車だと、この２点です。

組み付けると、こうなります。
右が車に付いていた物で、左が新品です。
クーラントレベルセンサーとエキスパンションタンクのストッパーは、移植しました。

おまけです。
Ｍ/Ｔ用とＡ/ｔ用を並べてみました。
左がＭ/Ｔ用で、右がＡ/Ｔ用です。

取り付けは、取り外しと反対の手順で行いました。

冷却水を注入して、エア抜きをして暖機をします。
冷却水漏れの確認もします。
問題ありません。

後は、エンジンが冷えたらサブタンクの冷却水の量を確認したら終了です。